備前市吉永地区は岡山県の東南部に位置し、吉井川水系の金剛川、八塔寺川の流域の恵み豊かな緑に包まれたまちです。

かつては歴史の舞台として幾度となく登場し、その繁栄と名残を多くいまに伝えています。奈良時代、山岳仏教の中心地として「西の高野山」と称されるほど栄えた八塔寺ふるさと村、江戸時代に岡山藩主・池田家の墓所が設けられた和意谷、近くには庶民教育の先駆けとして開かれた藩校・旧閑谷学校があります。

今は少子高齢化と過疎化が進む中、１４地区に１，８６７世帯、４，１４５人が生活しています。

老人クラブの会員は９クラブ、４８７名で、単位クラブの充実を図るため、互いに連絡し、研修を行うとともに、生きがいを高め、社会に貢献することを目的に活動しています。

 

≪会員相互の親睦と健康増進を図る年間行事≫

１　ゲートボール大会（年間２回）

２　グラウンドゴルフ大会（年間２回）

３　高齢者運動会

４　小物づくり研修会（年間２回）

５　健康づくり事業

・介護予防や認知症など高齢者に関する講習会

・高齢者の体力維持と健康増進を図るための健康体操講習会

・生活習慣病に役立つ栄養や食事についての調理実習

 

以上の事業を、例年行っていますが、コロナ禍で令和2年度からはほとんどの行事を中止しています。

ただ令和2年度ですが、健康体操講習会について事業内容の変更を認めてもらい野外でウォーキング講習会を開きました。令和２年１２月３日（木）午前１０時から春日神社の境内で９クラブより７１名の参加で、久しぶりに各地区の交流と親睦を図ることができました。少しでも健康寿命をのばしていただきたいと願い、講師を招き、ウォーキングを通じ正しい姿勢や歩き方、呼吸法を学びました。

一日でも早くコロナが収束し、これまでのようにみんなで楽しく、笑顔で活動できることを願ってます。

 

備前市　吉永地区老人クラブ連合会

会長　杉山玄意